大谷桃子選手
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エリカ健康道場代表北島
2019年2月、エリカ健康道場がスポンサーをさせて頂いている
車いすテニスの大谷桃子選手にお話を伺いました。
―2018年10月にインドネシアのジャカルタで行われたアジアパラリンピックで見事銅メダルを獲得。実感はありますか?
実際にメダルを取った時よりも、帰国して様々な方にメダルをお見せする機会があって、その時に皆さんに喜んで頂ける時の方が「あぁメダルを取れて良かったな」とより実感します。
―開催地ジャカルタでの苦労話などあればお話しを聞かせてください。
中々向こうの選手村の食事が合わなくて‥。持参したレトルトご飯やフリーズドライのみそ汁、魚の缶詰などを食べていました。水道水は飲めないのでミネラルウォーターを飲んでいました。
―3位銅メダル獲得という素晴らしい成績ですが、ご自身で好調の要因は何だと思われますか?
試合では準決勝で上地結衣選手にストレートで敗れてしまって、3位決定戦に回ったのですが、そこで対戦したタイの選手には過去2回当たって2回とも負けている選手だったんですね。ただその過去の敗戦の中でも自分の良いプレイはできていたし手応えはあったので、今回は行ける気はしていました。
―アジアパラリンピックで金メダル獲得の上地結衣選手とは年齢も近いですよね?
結衣ちゃん(上地選手)の方が一つ上です。結衣ちゃんは体系は小柄なのに全てがすごい、目標とするあこがれの選手です!
―ちなみに上地選手からは大谷選手は何と呼ばれているんですか?
ももちゃんです!(笑)
―さらに帰国後12月初旬に行われた「第28回 三井不動産 全日本選抜車いすテニスマスターズ」で初優勝。昨年から好調を維持されていますね。
そうですね、以前は精神的にムラがあったのですが、ここの所は試合に集中できる環境が整いつつあるので余裕が出てきたことが大きいですね。あと負けず嫌いの性格がいい方向に出たんだと思います(笑)
―少し話は変わりますが、大谷選手は健常者のテニス競技から車いすテニスに転向されてまだ日も浅いと伺っています。その違いって何でしょうか?
私は車いすテニスに転向して3年弱ほどです(インタビュー時2019年2月)。大きな違いは、テニスは1バウンドまでに相手コートにボールを返すのがルールですが、車いすテニスは2バウンドまでに返すのが一番の違いです。という事はその分、球を追いかける距離が伸びるのと、「ノーバウンド」「1バウンド」「2バウンド」どこで返すかの選択肢も多くなるのでそこが難しいですね。どこで返すかの駆け引きが勝負のカギを握ります。1バウンドで返せるボールをあえて2バウンドで返したり。その選択を間違えるとあっという間に相手に追い込まれてしまいます。
ひょっとしたら戦略性は車いすテニスの方があるかもしれませんね。
―大谷選手には2018年6月よりエリカ健康道場とスポンサー契約を結んで頂きましたが、それ以前から優光泉を飲んで頂いています。何か変化を感じる事はありますか?
海外遠征に行くことも多いんですけどヨーロッパ遠征に行くと硬水なので飲みにくくて。でも優光泉を入れて飲むと「いつもの味」になるので気にせず飲めるようになるのもとても助かっています。
―海外遠征にも優光泉を持って行って頂いているんですね!
はい、瓶が割れないように段ボールでくるんで、洋服で巻いてスーツケースに入れて持って行っています!
―ちなみに優光泉をどの様に飲んで頂いていますか?
優光泉の梅味を予め薄めに割ったものを練習中にずっと飲んでいます。暑い日は逆に濃い目にしたり、炭酸水で割ったりして変化をつけています。
西九州大学の練習中には周りの子に自分の分と別に優光泉を用意して飲ませてるんですよ(笑)
―その他に優光泉を飲み始めて、何か気が付いた点等ありますか?
練習中も試合中も優光泉を飲んでいると食事が気にならない感じはしますね。気になりだすと不調になったりしていたのですが、最近はそれがなくなってきたように感じます。
―優光泉に塩を少し入れると塩分も補えるのでオススメですよ。
夏場は良いかもしれませんね。今度やってみます。
―最後に2020年東京パラリンピックに向けての意気込みを聞かせてください。
2018年アジアパラリンピックでメダル獲得の貴重な経験もできましたし、2019年は試合の数もさらに増やすのでシングルス、ダブルス共に頑張ります!
―練習前の貴重なお時間をありがとうございました!