運動の消費カロリーって気になりますよね。
「どれだけ運動をしたら何kg痩せる」というのが目に見えたら、やりがいを感じることができます。
運動別の消費カロリーの知り、自分にあった運動にチャレンジしましょう。
そこで今回は、
・メッツとは
・代表的な運動のメッツ値
・運動に消費カロリーの計算方法
この3つについてご紹介します!
運動によるエネルギー消費量を見てモチベーションを上げていきましょう!
目次(押すとジャンプします)
エネルギー消費量のキーワード「メッツ(METs)」とは
みなさん「メッツ(METs)」という言葉、聞いたことありますか?
メッツ:各活動のエネルギー消費量が座位安静時代謝量の何倍かを示す値
つまりメッツとは、じっとしている時(座位安静時)のエネルギー消費量に比べて、運動している時(活動)のエネルギー消費量は何倍かを表した値のことです。
この値を元に消費カロリーを導き出していきます。
運動の消費カロリーの参考:代表的な運動のメッツ値
身近な運動のメッツ値ってどのくらいなのでしょうか? 表にまとめてみました!
運動別メッツ値一覧表
メッツ | 活動内容 |
2.0〜2.9 | ストレッチ・ヨガ・キャッチボール |
3.0〜3.9 | エアロバイク(50w)・ウェイトトレーニング(軽・中度)・腕立て伏せ/懸垂/腹筋運動(軽度)・体操(軽・中度)・ボーリング・バレーボール・ゴルフ(カートを使う) |
4.0〜4.9 | やや速歩(平地,やや速め=93m/分)・卓球・ゴルフ |
5.0〜5.9 | かなり速歩(平地,速く=107m/分)・水中運動・バドミントン・バレエ・野球・ソフトボール |
6.0〜6.9 | ジョギングと歩行の組み合わせ(ジョギングは10分未満)・エアロバイク(100w)・ウェイトトレーニング(高強度・ボディビル)・バスケットボール・水泳(ゆっくり) |
7.0〜7.9 | ジョギング・エアロビクス・テニス・サッカー・スキー・スケート・山登り(約4.5〜9kgの荷物を背負って) |
8.0〜8.9 | ランニング(134m/分)・サイクリング(約20km/時)・水泳(クロール,普通の速さ)・腕立て伏せ/懸垂/腹筋運動(強度)・ラグビー |
9.0〜9.9 | ランニング(161m/分)・水泳(背泳ぎ) |
10.0以上 | ランニング(階段を上がる)・水泳(平泳ぎ,バタフライ,速いクロール)・柔道・空手・キックボクシング・テコンドー |
水の中の運動はメッツ値が高め
水の中で行う運動は、脚・腰への負担が少なく、メッツ値も高めなので運動を始めたい方にはおすすめです。
上記以外の、メッツ値を知りたい方は、国立健康・栄養研究所の栄養・代謝研究部のホームページに「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」として掲載されています。
参考にしてみてくださいね。
運動の消費カロリーを計算してみよう!
メッツ値がわかったので、次は消費カロリーを計算してみましょう。
数字で出してみることで、もっとやる気が出てきますよ!消費カロリー(エネルギー消費量)は次の式で求めることができます。
「エネルギー消費量(kcal)=メッツ・時間(h)×体重(kg)×1.05」
例えば、60kgの人が4メッツの運動を1時間行ったとしたら、
4(メッツ)×1(時間)×60(kg)×1.05=252(kcal)
つまり、エネルギー消費量は252kcalとなり、簡単に求めることができます。
どんどん計算をして、目標のための運動量を明確にして理想の体型を目指しましょう!
1kg痩せるのに必要な運動の消費カロリーとは
そもそも、1kg痩せるには何kcal消費すれば良いのでしょうか。
実は、1kgの減量=約7,000kcalの消費が必要なんです!
「7,000kcal」と聞くと、少し大変な気がしますが、運動で健康的に痩せるためには、月1kg程度の減量が勧められています。
そのため、無理なダイエットは、健康を損ねる恐れがあるので、毎日こつこつと運動を続けるが大切です。
現状より毎日約240kcalずつ消費カロリーを増やすことで、1ヶ月で−1kg、1年後にはなんと−12kgの減量に成功できる計算になっています。
運動の消費カロリーについてのまとめ
いかがでしたか?
エネルギーの消費量は、下記の計算方法で導くことが可能です。
「エネルギー消費量(kcal)=メッツ・時間(h)×体重(kg)×1.05」 初めは無理せずに、徐々に量を増やしながら一緒に頑張っていきましょう♪