断食の効果はやった内容によって結果が異なります。
最近よく聞く「月曜断食」や「8時間ダイエット」、「16時間断食」などのプチ断食。
断食を取り入れてみたい気持ちはあっても、効果を感じられずにただ辛いだけだとちょっと嫌ですよね…
でも、おうち時間が長くなってついつい食生活が乱れがちという方には、断食ってとても効果的なんです!
断食の効果や正しい断食のやり方を知り、ライフスタイルに取り入れてみませんか?
そこで、今回は
・断食の目的
・効果
・断食のやり方
この3つを中心にご紹介します!
目次(押すとジャンプします)
断食(ファスティング)とは食べない健康法
断食は「食べない健康法」です。『食事』を摂らないことで、身体を休ませることが目的です。
断食は宗教的に行われることもありますが、最近は食べない健康法である断食が注目を浴びています。一定期間、固形物を口にしないということが断食の基本です。
それだけきくと、辛い様子をイメージしてしまいがちですが、そうではありません。もちろん水だけで数日過ごす断食もありますが、それぞれの目的やライフスタイルによってたくさんの方法が存在しているんです!
その断食の中でも、最近は『ファスティング』と呼ばれる、酵素ドリンク等でしっかりと栄養を取りながら行う方法が主流になっています。
『固形物の食事を液体の食事に置き換える』っていうイメージをすれば分かりやすいかもしれませんね。「完全に食べない」わけではないので、断食は従来より手軽に取り組みやすくなっています。
断食(ファスティング)の効果は?
どうせ断食に取り組むなら、効果を実感したいですよね。正しい方法で断食に取り組むことで、嬉しい効果を期待することができます。
断食の効果は大きく分けて『身体的効果』と『精神的効果』の2つがあるんです。断食によって得られる『身体的効果』 まずは身体的な効果からご紹介!
ファスティングの効果は『身体的効果』と『精神的効果』の2つ
先ほど、断食の目的は『身体を休ませること』だと説明しました。私達の身体は食べ物を取り組むと消化をし、必要な栄養素を吸収します。
食べ物をたくさん食生活が乱れてくると、消化や吸収にパワーを使いすぎてしまうので、身体がヘトヘトになってしまいます。
食べたものを消化するために膨大なエネルギーを使ってしまうと、健康維持に必要な「活力」や「スッキリ」に使えるエネルギーが失われてしまいます。
食事を一定期間摂らないことで、消化吸収に使うパワーを温存できるので身体のコンディションを整える効果が期待できるんです!
身体的効果
コンディションを整えることで、
・身体が軽く感じる
・キレイを実感できる
・スッキリを実感
・体調改善
・身体を内側から守る
・健康長寿
などの効果を実感できるかたもいらっしゃるようです!
精神的な効果
・集中力が高まる
・五感が研ぎ澄まされる
・リラックスできる
などの効果を期待できるようです。
1日のうち食事に使う時間って結構多いですよね。ファスティングをおこなうことで、その時間が短縮されます。
効果的な断食(ファスティング)の方法
どうせなら効果的に断食を行いたいですよね。ここでは、断食の効果を高めるためのポイントをいくつかご紹介していきます。
酵素ドリンクでファスティングを行う
酵素ドリンクとは、野菜を中心に植物から、発酵の力を使って抽出した植物性発酵エキスです。
飲むだけで酵素を摂ることができるような感じがしますがそれは『大きな間違い』!植物性発酵エキスは『体内酵素をつくる材料』です。
断食中に酵素ドリンクを摂取しながら身体を休めることで、人間が本来体内でつくる酵素を増やす働きにつながるんですよ!
断食の期間は、身体にいれるものは基本酵素ドリンクだけですので、酵素ドリンクの質にもこだわりましょう。
準備期間を設ける
準備期間とは、その名前のとおり断食に備えて体を整える期間。
断食とは身体を休めて、リフレッシュする期間。断食前に身体を休める準備を行うことで無理なく断食を行うことができますよ!
準備期間は油ものや肉類などを極力さけることがおすすめ。
野菜を中心とした和食中心の食事を心がけてくださいね。準備期間に積極的に食べたい食材は「まごわやさしい」です。
まごわやさしい食材から、いくつかの食材を選ぶことを意識してみてくださいね。
準備期間のメニューの一例としては
・ひじきの煮物
・具だくさんの味噌汁
・きんぴらごぼう
などがおすすめです!
断食を行う7日前~3日前から身体を整えておきましょう。
まごわやさしい
ま…豆類(小豆、納豆、豆腐、味噌、油揚げ)
ご…ごま(ナッツ、銀杏、くるみ、栗)
わ…わかめ(昆布、ひじき、のり、めかぶ)
や…緑黄色野菜、淡色野菜、根菜
さ…魚介類 ※準備期間と回復食期間では避ける
し…しいたけ(まいたけ、なめこ、えのき)
い…芋類(さつまいも、じゃがいも、里芋
回復食期間は断食を行った日数分行う
断食を成功させる鍵を握っているのは、回復食期間だと言っても過言ではありません。
回復食期間は断食を行った期間だけ回復食期間を設けるようにしましょう!
3食のうち2食は酵素ドリンクなどに置き換える生活を継続し、残りの1食はお粥など身体に優しい食事を食べるようにしましょう。
急に食事を戻すとリスクを伴いますので、少しずつ普通食に戻すことをおすすめします。
断食中は時間を有効に使おう!
断食中は食事の時間がほとんど無くなるので、普段より時間に余裕が生まれます。しかし、何もせずに過ごすと『食べ物の事ばかり考えてしまう…』という方も。
食事が気になると、どうしても辛くなってしまい断食を挫折してしまうかもしれません…
そこで、趣味などに没頭することで、食事が気にならないようにすることができます。
「プチ断食」って効果あるの?
先ほどは、3日間断食の効果をご紹介しました。では、長期間の断食ではなく、プチ断食では効果はないのでしょうか?
プチ断食であっても、きちんと正しい方法を守ることで効果を実感する事ができます。
それでは、プチ断食として代表的な『夜だけ断食』や『16時間断食』の効果についてご紹介します。
夜だけ断食の効果
夜だけ断食とは名前の通り『夜だけ断食』を行うものです。1日2食は通常通り食事を摂り、夕食のみ食事を酵素ドリンクなどで置き換えます。
食べたものが一番脂肪になりやすいタイミングは夜なので、そのタイミングで効果的に断食を行います。
長期の断食は辛いと感じる方でも気軽にトライしやすいのが夜だけ断食です。
夜だけ断食を行うことで、身体を休めることができるのはもちろん、夕食を作る手間がなくなり自分の時間が増えたと感じることも多いようです。
16時間断食の効果
8時間以内に1日の食事をとり、残りの16時間は食事を摂らない健康法です。
「1日の食事をしない時間を設ける」ことで、頑張っている身体を休める事ができます。1日の「食べる時間」が短くなることで、結果的に普段の食事よりカロリーが少なくなります。
さらに、16時間の「食事を取らない時間」を設け身体が休まることで『スッキリやキレイを実感』『身体が軽く感じる』などの身体を整える効果も期待できます♪
断食(ファスティング)の注意点
ここでは、ファスティングの注意点をいくつかご紹介します!
体調不良が収まらない場合は中止する
ファスティングを行う上で、辛い事といえば「食事を取らない時間が長い」という以外にもいくつかあります。それは体調不良を感じることです。
塩分補給を行ったりしても症状が改善されず、生活に支障が出る場合はファスティングを中止するようにしましょう。
再開する場合は時間を設けて、体調が回復してから再度ファスティングに取り組むようにしてくださいね。
断食中の運動は激しい運動は控える
軽い運動ならむしろ断食中に積極的に取り入れてほしいところ。ただし、息が上がったり負荷がかかりすぎる運動は、断食中はおすすめできません。
食事からエネルギーを摂ることが出来ない状態で、運動をしてしまうと危険を伴います。
まずは、ちょっとしたストレッチから始めてみて、徐々に運動の量やレベルを上げていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
断食は「食べない健康法」。『食事』を摂らないことで、効果的に身体を休ませることができます。
身体を休ませて、コンディションを整えることで肉体的にも精神的にも効果を感じることができるはず。
最初は、夜だけ断食や16時間断食などのプチ断食から行って、身体が慣れてきたら徐々に3日間断食などの本格的な長期断食に取り組んでみましょう。
皆さんも、気軽に断食をライフスタイルに取り入れて、健康的な生活を送りましょう!