ここ最近頻繁に見聞きすることが増えてきたオートファジーダイエット、やり方や効果、メリットに興味を惹かれている方も多いのではないでしょうか?
オートファジーダイエットはスリムな体型を目指しながらも若返りや美容、健康にもアプローチできるところが特に注目されているんです。
ここではオートファジーダイエットについて、具体的なメリットやデメリットの基礎知識を詳しく解説していきたいと思います!
目次(押すとジャンプします)
オートファジーダイエットとは
心身の不調やエイジングサインの原因となる古い細胞を、新しい細胞に入れ替えてダイエットや健康、美容に働きかけていくオートファジーダイエット。
ノーベル生理学・医学賞を受賞していることが話題を集め、ダイエットや美容、健康面と多角的な恩恵が期待されるようになっています。
そもそもオートファジーダイエットは、
オートの自分という意味、食べるという意味を持つファジーを組み合わせたフレーズで、
- 古い細胞や老廃物を回収する
- 新しい細胞に入れ替えて健康的なスタイルに導く働きを活性化させる
といった目的があります。
古い細胞を新しい細胞に入れ替えてダイエット成果につなげていくためには、
- 老化の原因となるダメージを受けた部分の細胞
- 健康や美容、ダイエットにとって不必要な細胞
- 心身や美容に悪影響をもたらす有害な細胞
の3つをなくしていく必要があります。
オートファジーは3つのサイクルを促し、細胞間からのダイエットや美容にアプローチ。
今、話題のダイエット法です。
オートファジーダイエットのメリット
一定の時間一切の食べものを摂らずに水分だけで過ごす、オートファジーダイエット。
定期的にオートファジーダイエットをしていると、体型や体重ばかりではなく美容や健康の面でもより良い変化が期待できるようになるんです。
オートファジーダイエットに興味を惹かれている方がすぐにでも知りたい、気になるメリットをさっそく見ていきましょう。
一定時間の断食でオートファジーが活性化する
一定時間食べ物を一切摂らないだけで、古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるオートファジーが活性化することがわかっています。
このような一定期間の断食をすると、体や脳は栄養やエネルギーが足りないと認識します。
するとこの状態を脱するために細胞の分裂やエネルギー源を増やそうとオートファジーが活性化し、細胞間からのダイエットと若返りにアプローチできるのです。
一般的に、16時間断食でその効果が現われると言われています。
参考:16時間ファスティング(断食)とは|注意点と効果について解説
ダイエットとアンチエイジングのW効果が期待できる
オートファジーダイエットが有名モデルや海外セレブの間でも話題になっているのは、体重減少やボディメイクのダイエットと、アンチエイジングの両方にアプローチできるため。
一切の食べ物を摂らない断食で効率的にカロリーや太りやすい栄養をカットでき、そこにオートファジーの細胞分裂のサイクルがプラスされます。
ハードなトレーニングや食事制限によるダイエットでは、実際の年齢よりも老けてしまったという失敗談が少なくはありません。
オートファジーダイエットなら細胞分裂の活性化にアプローチしたメソッドです。
ダイエットによくあるやつれや老けるといったトラブルの心配が無用と言えるのです。
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シンプルな方法で実践・継続しやすい
オートファジーダイエットは一定時間一切の食べ物を摂らないメソッドですが、
- 16時間断食する
- 8時間内に1~2回の食事を済ませる
- 月2~3回を目安に行う
というシンプルなやり方がオーソドックスになっています。
スパンの長い断食に比べてオートファジーダイエットは心身に無理のない期間のためストレスを感じず継続しやすい分メリットや効果の実感も高まるでしょう。
心身のコンディションが整う
オートファジーダイエットを行うと、オートファジーによる古い細胞・老廃物の回収や排出によってカラダは軽やかに、気持ちも前向きになれるメリットがあります。
毎日の食事では内臓が消化吸収する際にたくさんのエネルギーを使うことが、脳やカラダの疲労、重だるさにつながると言われています。
オートファジーをすることで内臓が休まります。
すると、エネルギーが脳やカラダに補助されるようになるため、心身ともに活力あるコンディションに整っていくのです。
オートファジーダイエットのデメリット
若返りとダイエットが両立できるオートファジーダイエットは、注意しておきたい点があります。
安心満足にオートファジーダイエットを続けていくため、ここではデメリットについて詳しく見ていきましょう。
筋力が低下しやすくなる
筋肉を育成し、この組織が持つ基礎代謝向上や熱生産、に働きかけるタンパク質。
オートファジーダイエットでは体内にあるタンパク質が減少することで筋力が低下することも。
筋力の低下はギスギスしたスタイルに変わったり、ストレスや基礎代謝の低下などよくない影響が出てしまうこともあるのです。
筋肉を落とさないためにも、ダイエット中の筋トレが必要となってきます。
効果が得られるまでには個人差がある
アンチエイジングとダイエット両方の効果が期待できるオートファジーダイエットでも、体質ややり方、実践期間中の過ごし方によっては個人差があります。
16時間食事を控えて8時間内の食事は基本的に制限はありません。
ただ、これまでの空腹ストレスが一気に高まって、リバウンドするケースも珍しありません。
オートファジーダイエットに心身を慣らすやり方はそれぞれに違い試行錯誤も必要なので、ダイエット・アンチエイジング効果が出るまでに時間がかかることもあるのです。
ホルモンバランスが崩れやすくなる
オートファジーダイエットは体内の細胞を修復し、老廃物を排除することを目的としていますが、女性の場合、このダイエットがホルモンバランスに影響を与えることがあります。
特に、エストロゲンやプロゲステロンといった重要なホルモンのバランスが崩れると、月経不順、情緒不安定、肌荒れ、体重の変動などの問題が生じやすくなります。
このように女性の場合やりすぎると逆効果になってしまう可能性もあるため、長時間のオートファジーダイエットには気をつけましょう。
オートファジーダイエットにおすすめの食べ物・飲み物
よくあるのが、オートファジーダイエット中の空腹ストレス感です。モチベーションを高めるおすすめの食べ物と必要性をまとめてみました。
フルーツ、根菜、野菜 | 豊富な酵素や繊維質が摂れてダイエットにかかわりの深い腸内環境の健康にも役立つ |
ナッツ類 | 噛み応えがあることで空腹ストレスを緩和する |
酵素ドリンク | 不足しがちなビタミン、ミネラル、酵素を補えて飲み方のアレンジも豊富 |
チーズ、ヨーグルト | 腸内環境を整える乳酸菌、筋肉の材料となるタンパク質、ストレスケアのカルシウムがまるごと補える |
オートファジーダイエットを成功させるコツ
オートファジーダイエットのデメリットを解消するべく、ポイントをまとめてみました。
タンパク質の摂取+筋トレ
オートファジーダイエットで筋力が低下するデメリットを未然予防するために、
- 8時間内の1~2回の食事ではタンパク質をたっぷりと摂る
- スクワット、腹筋、プッシュアップなどの筋トレを積極的に行う
ようにしましょう。
タンパク質を摂り、筋トレを積極的に行うことでオートファジーダイエットのデメリットを解消できます。
できるだけ長く継続する
オートファジーダイエットは継続が長いほど古い細胞が新しい細胞に入れ替わります。
そのため、若々しい見た目とスリムな体型のキープにつながります。
オートファジーダイエットの状態に心身を慣らすため、
- 1~2日からスタート
- コンディションを見ながら3~5、6、7日と期間を伸ばしていく
と負担や無理がかからず継続のしやすさが実感できるようになりますよ。
まとめ
減量とアンチエイジングの両立はハードルが高く感じます。
でもオートファジーダイエットなら両方にアプローチできるところが理想的ですね。
オートファジーダイエットを実践して、コンディションの変化を体験してみましょう!