無駄なく備える「ローリングストック」日常生活からできる災害対策を

毎年、地震や大雨などによって大きな被害が生じており、日ごろから災害への備えや食べ物の備蓄をしておく事が大切です。

しかしながら、ついつい後回しにしてしまう方が多いのが現実ですよね…

そこで、国や自治体が推奨している方法が「ローリングストック」!

ローリングストックとは、「回転させながら備蓄する」という備蓄方法です。

ローリングストックを、日常生活に取り入れてもしもの時に備えましょう!

そこで今回は、

・ローリングストックとは
・ローリングストックのメリット
・備蓄用の食料品を選ぶコツ

この3つをご紹介します。

ローリングストックで無駄なく備える

ローリングストック

ローリングストックは、

回転するという意味の「ローリング」と備えるという意味の「ストック」

という言葉が掛け合わさってできた言葉です。

日常生活で食べている食材を多めに常備して、いざという時に備えておくという考え方の事をローリングストックと呼んでいます。

ローリングストックでは

1.ストック用の食材を、普段食べる量よりも多めに買う
2.古い物から順に食べていく
3.ストックを半分程度消費したら、また新たに買い足す

この流れを常に繰り返して行います。

ローリングストック法を防災対策に備えることで、「被災時にライフラインが復旧したのに、食料が不足している…」といった最悪の事態を防ぐことが出来ますよ!

ローリングストックのメリット

防災グッズ

ローリングストックを行う事のメリットは主に3つあります。

賞味期限切れを防ぐことが出来る

ローリングストックでは、備蓄用に多めに買った食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していきます。

そのため、常に新しい非常食がある状態がキープされますよ!

防災時のシミュレーションが出来る

いざという時に備えて、非常食をどのように使うのかをシミュレーションが可能です。

災害の長期化に備えて、非常食の食べ方や調理法も考えておくことも出来ます。

食べ慣れている食品を非常食に出来る

日ごろから食べている食品を非常食にする事で、災害時に精神的ストレスを和らげ、安心感を得ることができます。

ローリングストックでは、常に新しい状態の食品が備蓄されているので、災害時に賞味期限切れの心配がないのがポイントです。

ローリングストック用の食料品を選ぶコツ

レトルトご飯

農林水産省が出しているガイドによると、

最低でも3日間、できれば1週間分程度の食料品を備蓄する

事が推奨されています。

また、最低限備えておきたい食料品備蓄として

・水
・米
・缶詰
・カセットコンロ

が挙げられています。

エネルギー源である炭水化物とたんぱく質の確保、そして水は常にストックをしておきたい備蓄です。

この食料品備蓄+αで普段遣いの食料品を買い置きしましょう。

ローリングストック用の食料品を選ぶコツ

ローリングストック用の食料品を選ぶコツとしては

・賞味期限が長く、常温で長期保存出来るもの(半年以上)
・加熱処理・お湯が不要なもの
・携帯しやすいもの
・普段から食べなれているもの

この条件に当てはまる食品を選ぶ事をおすすめします。

レトルトタイプのお粥やご飯などは、ローリングストックに適している食材だと言えますね。

また、

・ビタミン類などを手軽に補給できる野菜ジュース
・殺菌作用の効能が期待できる梅干し
・塩類などの調味料
・お菓子やビスケットなどの嗜好品 

これらの食料品もストックしておきましょう。

主食以外の食料品を準備しておくことで、不便な生活を強いられる災害時の健康面をカバーする事ができ、精神的ストレスを和らげることが出来ますよ。

参考:「緊急時に備えた家庭用食料品備蓄ガイド」「家庭用食料品備蓄に関するリーフレット」(農林水産省)

食料品備蓄の詳細はこちら

まとめ

買い物

いかがでしたか?

ローリングストックは

1.ストック用の食材を、普段食べる量よりも多めに買う
2.古い物から順に食べていく
3.ストックを半分程度消費したら、また新たに買い足す

この3つを繰り返し行う備蓄法です。

ローリングストックを日常的に意識をすることで、非常時に急いで買い占めを行う必要がなくなります。

また、断食道場SHOPの賞味期限が2年の植物性発酵飲料「優光泉」でローリングストックにお勧めです。

水に薄めるだけでそのまま飲めて、非常時は甘い物が摂取できるので、そういった面でも非常食として優れています。

酵素ドリンクとお粥や味噌汁がセットになったお得な断食セットはこちら

日常・非常時、両方で大活躍のローリングストック

皆さんもやってみてくださいね。