オフィス等でも、押しやすい場所と言えば、手のひらのツボではないのでしょうか?
身体中の至る所にあるツボ。つぼ押しは、東洋医学では治療として位置付けられており、その効果はWHO(世界保健機関)からも認められています。
仕事中でも移動中でも、美容のために2~3回押してみましょう!きっと、疲れが取れて、気分もすっきり。仕事もはかどりますよ。
そこで今回は、おすすめのつぼ3選をご紹介します!
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食欲を抑えるツボ「胃・脾・大腸区」
脳の満腹中枢がきちんと刺激されれば、通常だと食欲が抑えられます。しかし、甘いものや脂っこいものを食べた時は、βエンドルフィンという快感物質が分泌され、食欲が増す恐れがあります。
食べたいのに我慢しなきゃと考えてしまうと、今度はストレスでドカ食いすることになりかねません。そこで、おすすめのつぼは、「胃・脾・大腸区」です。
「胃・脾・大腸区」は手のひらの親指の付け根、ちょうど生命線に沿った部分にあります。このつぼを2~3分かけて、つねるように強く刺激してみましょう。不思議と食べ物が欲しくなくなるので、無理なく食欲が抑えられます。
血の巡りを良くするツボ
美容を考えるのであれば、まず血の巡りをよくしましょう。身体の隅々まで血液が行き届けば、冷えが改善され、顔色もよくなるので、健康的な美しさにつながります。
そこで、血の巡りを改善する手のひらのツボが「合谷」というメジャーなつぼです。
手の甲を上に向けた時、親指と人差し指の骨の合わさる辺りに見つかる小さなくぼみが「合谷」です。その部分を反対側の親指で骨に向かって強めに押しましょう。身体が温まるのを感じるでしょう。
この「合谷」は、実は万能のつぼ。肩こりや目の疲れ、便秘などにも効くと言われています。
美容の敵のイライラを抑える手のひらのツボ
疲れが溜まってくるとついイライラしてしまいがちですが、溜めてしまうと美容によくありません。
気持ちを落ち着かせるのに役立つのは、ちょうど真ん中にある手のひらのツボ「労宮」です。
「労宮」は手のひらを上に向け、少し丸めた時に中央にできるくぼみにあります。反対側の親指で力を入れて、押し込むようにします。指先が温かくなるのを感じることができると思いますよ。
ストレスを感じると脳の中では、神経伝達物質であるセロトニンが不足します。労宮を押すとセロトニンの分泌が促されるため、気持ちが落ち着くと言われています。
労宮は、反対側の親指で力を入れて、押し込むようにする精神的な疲労の万能つぼ。グッと力を込めて2~3回押してみるといいですよ。